寛一郎、しみじみ「走るのは基本つらい」
映画「君がまた走り出すとき」(中泉裕矢監督)の全国公開記念舞台あいさつが2日、都内で行われ、キャストの寛一郎(22)、山下リオ(26)、辻本祐樹(34)、松原智恵子(74)らが登壇した。
世界の6大マラソンを走破した川口市在住の市民ランナーの実話に感化され、マラソンを始めることで人生と向き合う人々のヒューマンストーリー。
初主演を務めた寛一郎は、「全国に公開できるのは、僕としてもうれしい。この作品を作りあげた皆さんにとっても、うれしいこと。ありがたいですね」と喜びを語った。
撮影でも走ることが多く、寛一郎は「走るのは基本的につらかった。あんまり好きではないので…」と苦笑い。
キャスト・スタッフのチームワークが良く、寛一郎は「みんな、目指しているところが一緒。映画の中とけっこう近しい関係で、その空気感ってものは楽しかったですし、それが画(え)に出ているんじゃないかと思います」と胸を張った。
辻本が「『まず走ってから始めようか』みたいな感じだったので、すごく一致団結した感じがありますね」と現場の様子を伝えると、松原は「私、走ってないんですけど…」と苦笑い。
辻本は「走られてはなかったですか?」と松原に確認したうえで、「申し訳ございませんでした」と頭を下げて笑いを誘った。