「歌が武器」の氷川きよし、ただまっすぐに
デビュー20周年を迎えた歌手の氷川きよし(41)が11日、東京・池袋サンシャインシティアルパ噴水広場で、両A面シングル「大丈夫/最上の船頭」(12日発売)のイベントを開催した。
2000人のファンに新曲など6曲を披露した氷川は「20周年のスタートの発売イベントなので、大勢の方に来ていただいて『大丈夫』で盛り上がれた。ハッピーな気分です」と笑みを浮かべ、「自分自身を鼓舞できる歌。一節一節を心と体を通して伝えられる、明るい作品」とアピールした。
20周年イヤーの今年、7月11日・12日には日本武道館公演(3回)、誕生日の9月6日には演歌史上初となる単独大阪城ホール公演(昼夜2回)を行うことも決定している。
ますます勢いづく氷川だが、「大丈夫じゃないことばかりですよ」と控えめに20年の歩みを振り返り、「歌が自分の武器。1週間ぐらいコンサートをやっていないと、すごい寂しくなる。ただまっすぐに、お客さんに届く歌を歌えたらいいなと思います。今年1年、氷川きよしここにあり、という思いで『大丈夫』を歌っていきたい」と誓った。