フォンチー、究極の選択に「どっちも嫌」
ベトナム映画「漂うがごとく」「ベトナムを懐(おも)う」が23日、公開初日を迎え、「アイドリング!!!」の元メンバーでタレントのフォンチー(28)が東京・新宿の「K’s cinema」でトークイベントを行った。
「漂うがごとく」(ブイ・タク・チュエン監督)はベトナム・ハノイを舞台に、1人の女性が2人の男性に翻弄(ほんろう)されていくストーリー。
「ベトナムを懐う」(グエン・クアン・ズン監督)は1995年の米ニューヨークを舞台に、3世代のベトナム人を通じてベトナム移民の背景と故郷愛を描く。
夫がいながら別の男性に魅了される「漂うがごとく」は、男性2人の性格が対照的。フォンチーは「ダンナさんは何も染まっていないような無垢(むく)な感じがステキ。でも、後に出会う男性はちょっと悪い感じ。誘惑をするような、男性としての色気を持っている。(自分としては)無垢すぎるのも困るし、(何かに)染まりすぎているのも嫌」と告白。
本作の男性2人のどちらかを選ぶとすれば?と究極の選択を迫られると、フォンチーは「私はどっちも嫌です!」と苦笑いした。