成河、初日に意欲「かみごたえのある戯曲」
舞台「BLUE/ORANGE」が29日、東京・渋谷区のDDD青山クロスシアターで初日を迎え、キャストの成河(38)、千葉哲也(55)、章平(27)が取材に応じた。
ロンドンの精神病院を舞台に、精神病患者のクリストファー(章平)、研修医のブルース(成河)、医師のロバート(千葉)が織りなす会話劇。2010年の初演時には成河がクリストファーを演じ、読売演劇大賞優秀男優賞を受賞するなど話題を集めた。
今回、初参加となる章平は「何をやっても成立させてくださるお二方なので、安心感しかないです」と、初演から出演している成河と千葉に信頼を寄せた。
「(けいこ場では)俳優の持ち出すものを整理するのが演出家」という千葉の一家言に成河は全幅の信頼を寄せ、「キャプテンです、かじ取りをしてくださる」と存在感を的確に表現。その上で、「かみごたえのある戯曲を、みんなでいろんな歯を使っている感じです」と、3人の結束で骨太な物語に対峙していることを伝えた。
同所で4月28日まで。