菊之助、長男の稽古は「一つ一つ丁寧に」
歌舞伎俳優の尾上菊之助(41)が11日、歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」で初舞台を踏む長男・寺嶋和史くん(5)について語った。
和史くんは七代目・尾上丑之助(うしのすけ)として、演目「絵本牛若丸」で牛若丸を演じる。
父・菊之助は、「(順調に)進んでいます。立ち回りあり、セリフあり、一つ一つ丁寧に稽古をしているところでございます」と和史くんの近況を報告した。
「絵本牛若丸」についても、菊之助は「とても元気な躍動感ある作品」と説明。
スタジオジブリの宮崎駿監督(78)が手がけた同演目の祝幕(いわいまく)がこの日、お披露目され、菊之助は「宮崎監督が、そういう躍動感をお描きになった祝幕がございますので、和史も、その力にあやかりまして、元気でハツラツとした初舞台をさせていただきたい」と話した。