映画「町田くんの世界」（６月７日から公開、石井裕也監督）のジャパンプレミア＆舞台あいさつが７日、都内で開催され、キャストの細田佳央太（かなた＝１７）、関水渚（２０）、岩田剛典（３０）、高畑充希（２７）、太賀（２６）らが駆けつけた
　
全人類を自分の家族だと思い、困っている人を放っておけない心優しき青年・町田一（細田）が主人公の物語。細田と、ヒロイン・猪原奈々役の関水がダブル主演を務める。

細田と関水は１０００人超のオーディションをくぐり抜けて、主役の座をゲット。細田は町田くんを「『一生懸命』の大切さを教えてくれる人。『一生懸命』が一番ステキでカッコイイんだよ、というのをあらためて教えてくれた人」と紹介した。
　
２人とも演技経験はほぼゼロ。撮影中は共演者に助けてもらうことが多かったようで、細田は「自分の役のことでいっぱいいっぱいで、僕らから他のキャストの方にお話をするなんてことはできなかったんですけど、（友だち役の）太賀さん、岩田さん、高畑さん、前田（敦子）さんが話しかけてくれたことが大きくて、緊張の糸をほぐしていただけた」と感謝。

関水も「先輩方がとてもやさしくて。中でも前田さんとご一緒することが多くて、休けい時間にたくさんお話をしてくださった。私が日焼けをしやすいという話をしたら、翌日に日焼け止めを持ってきてくださって。それがすごくうれしくて、今でも保管しています」と明かした。