深澤大河、小島藤子は「すてきな女性」
女優の小島藤子(25)、俳優の深澤大河(24)、俳優で今作の脚本・監督を務めた桐生コウジ(53)が18日、都内で行われた映画「馬の骨」のDVD発売記念イベントに登壇した。
音楽オーディション番組「イカ天」に出演した過去の栄光を忘れられない中年男性・熊田(桐生)と平成生まれのアイドル歌手・ユカ(小島)との交流を描いた音楽コメディー。大学生の頃、バンド「馬の骨」で「イカ天」に出演した桐生の体験をもとに描かれた。
桐生は「撮影から1年半くらいでDVD(の発売)まで来るとは夢にも思わなかったのでうれしい」と笑顔を見せた。
熊田は、シェアハウスでユカとヲタク大学生・垣内(深澤)と出会う。桐生は2人のキャスティングにも満足しており、「僕の目に狂いはなかった。2人は勘がいいので役の解釈を特に説明することなく(撮影できた)。ほぼ僕は演出をしていない。だから『監督』というクレジットはなくてもいい」と語った。
映画初主演作でアイドルを演じた小島は「いい経験でしたね。(アイドルは)簡単に出来ることじゃないので」と作品との出会いに感謝した。
深澤は小島の印象について「現場ではそのまま(自然体)でいらっしゃる。役(の撮影)になるとパッと切り替わるので、すごいすてきな女性だな」と明かし、「藤子さん自体がすてき!」と尊敬のまなざしを向けた。