俳優の松坂桃李（３０）、女優の木村文乃（３１）、本木克英監督（５５）らが２９日、都内で行われた映画「居眠り磐音」の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。

昼はうなぎ屋で働き、夜は用心棒という浪人・坂崎磐音（松坂）が、悪と戦う姿を描いた時代劇。
松坂が「公開からしばらくたってから、またこうやって来ていただけるとうれしいです」と、あいさつすると、木村も「こうしてまた舞台あいさつができるということは、本当にここまで見てくださった皆さんのおかげだなと、今しみじみ感じております」と感謝した。

１７日の公開から観客動員数が２４万人を突破したことから、松坂はこの日、エントランスで来場者をお出迎え。
“大入り袋”を手渡し、「直接一人ひとりの方に感謝の言葉を言えるっていうのは、改めていいなと思いました。こういう機会って本当にないので、貴重な機会だと思いましたね」と語った。

来場者の「仕事の悩み」に、松坂が答える場面も。
この春から新社会人になった男性から「新しい環境にどうなじんでいくか…」と相談されると、松坂は「われわれは派遣社員みたいなものなので…」と前置きして笑いを誘い、「その人がスタッフさん同士で何と呼ばれているかをさりげなく聞いたり、どういう会話で盛り上がっているのかをリサーチしたりして、（話題に）入れるなら自分も入れる」とアドバイスした。