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伊藤蘭「41年ぶり」ソロで「春一番」歌う

2019年6月11日 22:31
伊藤蘭「41年ぶり」ソロで「春一番」歌う

先月29日にソロデビューアルバム「My Bouquet」をリリースした女優の伊藤蘭(64)が11日、東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLでソロデビューコンサートを開催した。

1970年代に伝説のアイドルグループ、キャンディーズのメンバーとして人気を誇り、78年4月に行った解散コンサートの場所が同じ敷地内にあった後楽園球場(当時)だった。

ゆかりの地でソロとして新たな一歩を踏み出した伊藤は「とうとうこの日が来ました。41年ぶりです」と本番前に明かし「(昔のファンには)楽しんでいただければ、それが私の喜びです」と続け「(ゆかりの地に)感慨深いですね」と語った。

昨年の春先、「CDを出す話とほとんど一緒、セットでやりましょうとなって」と決まったコンサート。
「スタジオを借りて、個人レッスンで(準備をしました)。家の中でも1人で振りの練習をしましたね」と明かし、出がけには夫で俳優の水谷豊(66)に「(見に)行くね」と送り出されたという。

アンコールまで1時間45分。ソロアルバムの収録曲11曲と、キャンディーズ時代の「春一番」や「年下の男の子」など6曲、あわせて17曲を披露した。

ランちゃんコールに後押しされパフォーマンスをやりきった伊藤は、「私にとって41年ぶり、長い年月を経て再び歌を歌うことは勇気がいることでしたが、直接皆さんを見ることができて、こんなに楽しく過ごすことができて幸せを感じています」としみじみ感謝のメッセージ。「お互い年を重ねて参りましたが、いつも元気で明るい気持ちでいることを心がければ、まだいつか会えますね」と再会を約束した。