小野小町、和風エンターテインメントを発信
9月18日にシングル「伝説小町」でメジャーデビューすることになった名古屋発の女性4人組ユニット「小野小町(おののこまち)」が25日、都内で取材に応じた。
女流歌人・小野小町をモチーフにしたユニットで、坂中楓(25)、小西麗菜(22)、山川紗希(20)、福島彩菜(19)の4人で結成。歌だけでなく、日舞、太鼓、殺陣、イリュージョンなどを融合させた和風エンターテインメントを世界に向けて発信していく。
リーダー候補の小西は「全国だけでなく、全世界の人に私たちのことを知ってもらいたい」と飛躍を誓った。
福島は「日本の伝統に触れるために、私たちを見に来て下さるように私たちも頑張っていきたい」と意欲を伝え、「日本の伝統芸能がある『歌舞伎座』で(公演を)やってみたい」と希望した。
デビュー曲「伝説小町」は、山口百恵さんなど昭和のアイドルを多く送り出してきた酒井政利氏がプロデューサーを務めており、ピンク・レディーの「UFO」などを手掛けた都倉俊一氏が作・編曲を担当した。
小西は「昭和を支えてきた大先生に曲を作っていただき、感謝しています。私たちは平成生まれなので、すごく新鮮に感じました。若い私たちから発信していけたらいいなと思います」と力を込めた。