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川崎麻世、朗読劇に意欲「精いっぱい」

2019年7月22日 17:36
川崎麻世、朗読劇に意欲「精いっぱい」

俳優の川崎麻世(56)が22日、都内で朗読劇「遠き夏の日」の制作発表会に出席した。

終戦間際の鹿児島県・万世(ばんせい)を舞台に、食堂で働く女性と特攻隊に行く男性との恋物語を描く。

主人公の特攻兵士・関口保(せきぐちたもつ)を演じる川崎は「精いっぱい頑張りたいと思います」と意気込み。

川崎自身も、祖父や祖母から「戦争時代の話をいっぱい聞きました。何かあれば教育のなかで『戦争時代は食べ物がなかったんやで。残したらあかんで』と、その教育を受けてきてよかったことがたくさんあります」と感謝した。

戦後74年をむかえ、後世に語り継がれることも少なくなったことで「令和時代はけじめがないというか、人間がピリッとしていないような世の中になっていうような気がするんです」と話し、「今回の作品によって戦争を知らない人たちも日本という国は、こういうことがあったんだとよ学ぶべきではないのかなと思います」と話した。

公演は8月9日・10日は大阪・グランフロント大阪ナレッジシアター、9月20日〜22日は東京・中目黒キンケロシアターで行われる。