宮本亜門氏「焦らずに治していく」
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演出家の宮本亜門氏(61)が31日、都内で行われた「うどん県。それだけじゃない香川県プロジェクト」のプロモーション映像発表会に出席した。
宮本氏は、香川のアートの魅力を発信するプロモーション映像「絵になるけん、アート県」に出演。3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の会場である女木島や男木島のアートをめぐり、興奮しながら写真に収める内容となっている。
5月22日に前立腺がんの全摘出手術を受けた宮本氏は6月1日に退院したばかりだが、仕事をすることでリフレッシュできたようで、「撮影は手術が終わってすぐに行ったので、不安もあったけど、アートを見ていたら興奮してきちゃって。手術後もどんどん良くなっている。むしろチャージできましたね」と、にっこり。「とにかく、インスタ映えします。見どころがたくさんの香川県にぜひお越しください」とアピールすることも忘れなかった。
現在の体調について質問されると「完全ではないです。でも、次々と舞台(の演出)をやっている!」と答え、「痛みがないと言ったらウソになる。(痛みは)やっぱりありますけど、焦らずに治していこうと思っています」と力強く語った。