上田慎一郎監督、最新作の撮影日数は9日間
映画「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督(35)が10日、都内で行われた映画「イソップの思うツボ」の公開直前イベントに出席した。
上田監督と、同じく「カメ止め」製作スタッフの中泉裕矢氏(39)と浅沼直也氏(34)によるトリプル監督作品。
上田監督は「『カメ止め』の次なので予算も上がっただろうって思われがちなんですけど、(『カメ止め』がヒットする)前から動いていた企画なので…。構想3年で、撮影日数は9日間。『カメ止め』は8日間だったので、1日だけ増えた」と明かした。
「ヒット作を生むためには?」と質問されると、上田監督は「僕は中学校のころからハンディカムで自主映画を作り始めた。そのころは作るっていうことが最大のご褒美。大人になって『偉い人に認められなければ…』とか下心を抱えながら作っていた時期があった。『カメ止め』はそういうのを一切忘れて、好きなものをやってみようと作ったらうまくいった」と話した。