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広瀬すず「本当に体力のいる役でした」 大正時代の三角関係を描いた映画で主演

2024年6月26日 23:07
広瀬すず「本当に体力のいる役でした」 大正時代の三角関係を描いた映画で主演
主演の広瀬すずさん (C)2025 映画「ゆきてかへらぬ」製作委員会
俳優の広瀬すずさん(26)が26日、映画『ゆきてかへらぬ』(2025年2月公開予定)で主演を務めることが発表され、作品への思いについてコメントを寄せました。

映画は大正時代を舞台に、実在した俳優の長谷川泰子さん、詩人の中原中也さん、文芸評論家の小林秀雄さんという男女3人の出口のない三角関係と壮絶な青春を描いた物語です。メガホンを取ったのは『探偵物語』や『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』などで知られる根岸吉太郎監督。長編作品を手掛けるのは約16年ぶりとのことです。

撮影を振り返り、広瀬さんは「今回演じた長谷川泰子は、大正というモダンな時代を自由にというか、必死というのか、無謀に駆け抜けた女性でした。本当に体力のいる役でした。根岸監督はこの作品が16年ぶりの長編映画と聞いておりましたが、それを感じさせない程、現場では監督の体力が一番すごかったですね。根岸監督の映画づくりというものを、この目で見て、体感して、とても贅沢でした」とコメント。

また、根岸監督は「『ゆきてかへらぬ』は多くの監督や演出家が映画化したいと望んでいた知る人ぞ知る田中陽造さんの珠玉のシナリオです。これを託され5年の準備期間を経て素晴らしいキャストに恵まれ完成しました。今回のすずさんは奥深いところで役を捉え、まるで泰子という主人公に憑依したかのようです。誰も見たことのない泰子の『広瀬すず』がここにいます」と、広瀬さんを絶賛しています。