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3児の母・矢沢心、不妊治療を語る「20代からのんびりしていられない」

2023年1月27日 22:05
3児の母・矢沢心、不妊治療を語る「20代からのんびりしていられない」
不妊治療の経験を語った矢沢心さん
タレントの矢沢心さん(41)が27日、厚生労働省が開催したイベント『みんなで知ろう! 不妊症・不育症のこと オンラインフォーラム』に出席し、不妊治療の経験を語りました。

矢沢さんは、2007年に格闘家の魔裟斗さん(43)と結婚。4年間の不妊治療を経て、2012年に第1子、2014年に第2子、2019年に第3子を出産しました。じつは、日本で不妊の検査・治療の経験があるカップルは4.4組に1組といわれています。

矢沢さんは、不妊治療を始めた経緯について「私は10代の頃から、多嚢胞性卵巣症候群という持病がありました。結婚して1年たっても妊娠をする気配がなく、通院していた病院で相談して、タイミング法から始めました」と明かしました。そして、治療を続けるうちに“自分は妊娠しづらい体”だと気付いたといい、「20代からのんびりしていられないと、やるんだったら今だと、治療にいそしみました」と振り返りました。

最後に、不妊症・不育症に優しい社会にしていくための提言を求められると、『思いやり』と答えた矢沢さん。続けて、「周りの方の思いやりのある言葉っていうのが、とても大切だなと思いました。私は治療を経て、主人から愛情という優しい思いやりをもらいました。治療していた時に、意図していないのかもしれないですけれども、つらい言葉もかけられました」と振り返り、「どんな選択でもいいと思うんですけれども、思いやりのある日々を過ごして、パートナーと楽しい時間を過ごしていただきたい」とエールを送りました。