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古村比呂、来年夏の女優業復帰にも意欲

2019年9月30日 16:11
古村比呂、来年夏の女優業復帰にも意欲

女優の古村比呂(53)が30日、都内で行われた患者支援プロジェクト「CaNoW」の発足記者発表会に出席した。

がんなどの重い疾病に罹患(りかん)している患者の「やりたいこと」をかなえるべくサポートするプロジェクト。
古村は2012年に子宮頸(けい)がんのため子宮全摘出手術を受け、2017年11月に再々発したことを明らかにしている。

古村は「私はがんになってから、最初は闘う気持ちでいましたが、(発症から)7年近くなりますと、闘うのはちょっと疲れたので、がんとともに歩んでいきたいなと思うようになりました」と現在の心境を告白。同プロジェクトについて「大きな私のサポートになると思いますし、多くの方の力になると思います」と期待した。

現在の状態についても古村は「検査の数字では、ひっかからない状態なので、できるだけ免疫力を上げて過ごしていけば、抗がん剤治療はやらなくてもいけるんじゃないかと思っています」と説明。
主治医からは「検査にひっかからないがん細胞は潜んでいますよ。その子たち(がん細胞)がいい子にしているようにチェックしていきましょうね」と声をかけられていることも明かした。

来年の夏に朗読劇に出演するオファーが届いているという。
古村は「それ(朗読劇)をできたら」と女優業の復帰にも意欲を見せ、「体力づくりは、かなりやっています。声出しとかをもう一度、やり直さなければいけない」と気を引き締めた。