声優の種﨑敦美さん、岡本信彦さんらが23日、テレビアニメ『葬送のフリーレン』の完成披露イベントに登場。役作りについて明かしました。

『葬送のフリーレン』は、勇者とそのパーティーによって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、勇者とともに魔王を倒した千年以上を生きるエルフの魔法使い・フリーレンが、勇者の死をきっかけに人を知るための旅に出る物語です。種﨑さんは主人公・フリーレン、岡本さんは勇者・ヒンメルを演じ、市ノ瀬加那さん、小林千晃さん、東地宏樹さん、上田燿司さんたち、人気声優陣が主要キャラクターの声を担当します。

イベントでは、演じる上で意識していることについて、種﨑さんは「フリーレンを見ていると、真っ白が浮かんでくる。彼女のことを考えたときに“あっ…”って思う部分を真ん中にしっかり持ちつつ、“千年以上生きてるんだから色んな日があっていいじゃない”って思いながらやっている。真ん中の物はぶらさずに」と教えてくれました。

勇者・ヒンメルの青年期とその50年後を演じる岡本さんは、上田さんに「おじいさんはどうやったら演じられるんですか？」とアドバイスを求めたそうで、「おなかの下の方にある“丹田”に力を込める。でもおじいさんは筋力がないから脱力して、丹田で発声するんだって。めちゃくちゃ難しかったです」と苦戦したことを明かしました。


■アニメ『葬送のフリーレン』
9月29日（金）よる9時『金曜ロードショー』にて
初回2時間SP ～旅立ちの章～（※一部地域を除く）
10月6日より　毎週金曜よる11時
『FRIDAY ANIME NIGHT（フラアニ）』にて放送