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寛一郎、初アクション「手こずらなかった」

2019年10月5日 17:49
寛一郎、初アクション「手こずらなかった」

映画「下忍 赤い影」(山口義高監督)の公開記念舞台あいさつが5日、都内で行われ、キャストの寛一郎(23)、山口まゆ(18)、結木滉星(24)らが出席した。

幕末を舞台に、忍者組織の最下層に位置する「下忍(げにん)」の末裔・竜(寛一郎)と、薩摩藩の姫・静(山口)が激動の時代にほんろうされる姿を描いたアクション映画。4日に封切られた。
主演の寛一郎は時代劇もアクションも初挑戦で、「“初めて尽くし”で大変だったんですけど、本当にキャストもみんな仲が良くて、時代感にとけ込むというのは意外とすんなりいけました」と話した。

竜は勝海舟(津田寛治)の密命で、江戸に嫁いだ静を奪還するという役どころ。
寛一郎は「アクションはきつかったんですけど、隣にいる滉星君と二人三脚で頑張ってきたので、意外と手こずらなかったですね」と語った。

結木が演じたのは竜を追う薩摩藩の刺客の尚で、2人が対決するラストシーンの“ワンカット・アクション”も見どころの一つ。
本作のアクション監修を務めた俳優の坂口拓(44)から2日前に提案があったそうで、結木は「本当に急きょだったんですよ。拓さんが『ワンカットでやる?』って…。頑張りましたよ」と振り返った。

寛一郎は撮影を通じて「兄弟」と呼び合うほど結木と親交を深め、「僕は人見知りな方なんですけど、滉星君からすごくしゃべりかけてくれて。アクションをやっているうちに(仲良くなった)。言葉をかわすよりも体を一緒に動かしている方が仲良くなれる」と語った。