古舘伊知郎、21年半ぶりに名実況復活
フリーアナウンサーの古舘伊知郎(64)が13日、都内で開催されたエキシビションマッチ「尿酸値プロレス」で実況を務めた。
全国の尿酸値と闘う世代にエールを送る目的で、「明治プロビオヨーグルトPA−3」を販売する「株式会社明治」が同イベントを開催。
新日本プロレスの所属レスラー4人が2組に分かれて、10分1本勝負で対戦した。
古舘が実況を務めるのは、1998年4月4日の「アントニオ猪木 vs ドン・フライ」以来、約21年半ぶり。
試合は引き分けに終わり、古舘は「年甲斐もなく昔に戻っちゃうので、10分間で引き分けっていうので、アイドリングが終わったあたりで(試合が)終わっちゃったっていうのが、実況的にわがままを言うと残念」と話し、「昔の自分のボキャブラリーでしかないのが、ちょっと今の(プロレス実況)に対応できていなかったかな」と苦笑いした。
今回の実況の点数を聞かれると、古舘は「10点満点で6点。実況のパターンとしてはまだまだだったので、ダメだなって思ったので」と返答。
それでも小島聡選手(49)から「古舘さんの実況で育ったと言っても過言ではないので、そのような方に実況してもらえたというのは、本当にプロレスラー冥利に尽きるというか、プロレスを長く続けて良かったと心から思う」と感謝されると、古舘は満足顔だった。