YOSHIKI、着物もロックもミッション
X JAPANのリーダーのYOSHIKIが14日、着物ブランドのショー「YOSHIKIMONO 2020 S/S COLLECTION」を開催した。
生家が呉服店だったYOSHIKIは約10年前、着物ブランド「YOSHIKIMONO」を立ち上げ、「固定観念を破壊しつつ、伝統的な着物を伝えていきたい」という思いで格闘してきた。
約3年ぶりのショーでは、「進撃の巨人」や「マーベル・コミック」のアニメ柄の着物などを披露。
YOSHIKIは「若い人に刺激を与えることで、世界に広められると思って」と狙いを明かし、「これからもロックというミッションとともに着物産業を広げていきたいと思って活動していきます」と誓った。
房総半島を襲った台風15号の被害を目の当たりにした際には、これまで公表していなかった出身地を「館山」と明かし、千葉・君津に足を運びボランティア活動で汗を流した。
YOSHIKIは「最初は正直、気づかれているかなとか視線が気になるとか、1時間ぐらいはそう思ったんですが、周囲のボランティアの方々の一生懸命さに心を打たれ、心が洗われて、新しい自分を発見した気がしました」と報告した。
台風19号が日本列島に甚大な被害をもたらしたことにも表情を曇らせ「1日も早い復興を祈っています。何らかのサポートができればと思います」と被害者に心を寄せた。