井上小百合、フラダンス練習は「しんどい」
アイドルグループ・乃木坂46の井上小百合(24)、女優の矢島舞美(27)が18日、東京・日本青年館ホールで行われた舞台「フラガール−dance for smile−」の公開げいこに参加した。
2006年に公開され、「第30回日本アカデミー賞」の最優秀作品賞に輝いた映画「フラガール」を舞台化。
昭和40年代の福島・いわきが舞台で、さびれた炭鉱の街で働く人々が力強く生きていく姿と常磐ハワイアンセンター設立までのエピソードを、フラガールたちの笑顔と涙とともに描く。
井上が演じるのは、フラガールのリーダー・谷川紀美子役。
紀美子は映画版で女優の蒼井優が務めた人物で、井上は「舞台版では私にしかできないフラガールがあるんじゃないかな(と思っている)」と話した。
矢島は、炭鉱の少女たちにフラダンスを指導する平山まどか先生役。「皆さまに夢と希望をお届けできたらいいなと思っております。よろしくお願いいたします」と語った。
フラダンスの練習は厳しかったそうで、井上は「しんどいです。ビックリするくらいしんどくて…。けいこを積み重ねていくうちにどんどん体が動くようになって」と回想し、「本当にダイエットジムに通っている気持ち」と明かして笑いを誘った。
井上は、5日にグループ卒業を発表したばかり。報道陣から心境を聞かれると、「頑張んなきゃなと思います」と気を引き締めた。
舞台は18日夜から27日まで上演される。