乃木坂46、新曲で小室哲哉氏と初タッグ!
アイドルグループ・乃木坂46が新曲で音楽プロデューサーの小室哲哉氏と初タッグを組むことが、15日に分かった。
新曲のタイトルは「Route 246」(読み:ルート・ツー・フォーティシックス)。作詞を秋元康氏が、作曲・編曲を小室氏が手がけた。
秋元氏と小室氏の共作は、故やしきたかじんさんの楽曲「その時の空」(2010年11月発売)以来、約10年ぶり。AKB48グループ・坂道グループの作品での共作は初となる。
秋元氏が古くからの友人である小室氏にアプローチしたそうで、秋元氏は「『曲を書いてよ』そんな話を何度かするうちに、彼がようやく重い腰を上げました。ブランクがあった分、なかなか、思うようなイメージのものが書けないようでした。結局、7回も書き直しをしてもらったのですが、その作業すら楽しそうでした。この人は本当に音楽がないと生きていけないのです。音楽にのめり込むとまわりが見えなくなってしまう不器用な人です。そのせいで多くの方に迷惑もかけたのでしょう。でも、小室哲哉はそれを音楽でしか返すことができないのです。乃木坂46に、書き下ろしてくれた『Route 246』を聴いてください。彼の音楽への想いが伝わって来ると思います」とコメント。
小室氏も「多いなる友情と才能を持った秋元康さん、同じく近しい知人に一年間背中を押され、今回悩みに悩んで作曲・編曲を手掛けさせていただきました。ここ数年ゼロからアートを学び、改めて概念、すなわちコンセプトを持った創造物の貴重さを感じています。今回のコンセプトは友情でした。友人の期待に応えたい一心で今作を作りました。一貫した、らしさは表現されているのでは?と感じています」(原文ママ)と話した。
「Route 246」は配信限定シングルで、24日リリース。
センターを務める齋藤飛鳥は「もともと小室さんのファンだったので、小室さんが乃木坂46のために曲を作ってくださった事が何よりも嬉しく、また楽曲も『小室さん感』が溢れていて、個人的に本当に嬉しかったです。この楽曲の曲調と乃木坂46の組み合わせで、どう化学反応が起こるか楽しみです!」と期待を見せた。