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親日家のレディー・ガガ 来日の度に注目された奇抜なファッションと被災地支援

2022年4月15日 21:50
親日家のレディー・ガガ 来日の度に注目された奇抜なファッションと被災地支援
世界の歌姫レディー・ガガさん (写真:アフロ)
世界の歌姫レディー・ガガさんが、8年ぶりとなる来日公演を2日間にわたり開催することが、15日に発表されました。

親日家として知られるガガさん。初来日を果たしたのは2009年で、これまで新曲のプロモーションなどで9回、日本を訪れてきました。その来日の際に、たびたびファンたちを驚かせたのはガガさんの奇抜なファッションです。

2011年6月、新曲のプロモーションのため来日した際は、空港に全身緑色に統一したコーディネートで登場。当時のガガさんはこのコーディネートについて“環境を大切にし、守る”という意味を緑色に込めたといいます。

この来日の際におこなった音楽イベント後の記者会見では、かけていたサングラスを外すと、まぶたの上に“目”のメークを施した素顔を見せ、報道陣を驚かせました。

また2014年には、ローマ神話に登場するビーナスをイメージした、全身シースルーのタイツ姿で空港に姿を見せるなど、数多くのインパクトのあるファッションで楽しませてくれました。

一方でガガさんは、2011年3月11日に発生した東日本大震災直後から、積極的に被災地の支援活動も行ってきました。

「日本の為に祈りを。」と記した特製のブレスレットを製作し、その販売収益と個人の寄付金を合わせて2億4000円以上を寄付したり、記者会見中にガガさんが口をつけたティーカップをチャリティーオークションに出品したりと、その支援も話題となりました。

東日本大震災から10年が経過した2021年3月11日には、日本に向けてコメントを寄せていました。「ニュースで地震と津波の衝撃的な映像を見たのが、まるで昨日のことのよう。私に何かできることはないかと考え、あの日、何度も電話をかけたことを覚えています。何年にもわたって、日本の美しい都市の復興について見たり聞いたりしているうちに、みなさんのまっすぐな優しさと、お互いに愛をもって接する姿に、尊敬の念を抱くようになりました。私はいつも、日本と、そしてより良い世界のために祈っています。また日本に戻れる日を楽しみにしています。きっとすぐにね。アイシテマス!」

2014年の開催以来、8年ぶりとなる来日公演は、グラミー賞にもノミネートされたアルバム『クロマティカ』を携えたワールドツアー『クロマティカ・ボール』の日本公演で、2022年9月3日、9月4日の2日間、埼玉県のベルーナドームにて開催される予定です。