元宝塚歌劇団・雪組トップスターの望海風斗さん（40）が19日、帝国劇場で行われた自身が出演する舞台『ムーラン・ルージュ！ザ･ミュージカル』の取材会に登場。20日から始まる舞台への意気込みを語りました。

望海さんが出演する舞台『ムーラン・ルージュ！ザ･ミュージカル』は、1899年のフランス・パリを舞台に、ナイトクラブ『ムーラン・ルージュ』の花形スター・サティーンと米国人作曲家・クリスチャンの恋を描く物語です。望海さんは、物語の主人公・サティーンを平原綾香さん（40）とダブルキャストで演じます。

2023年にも舞台公演を行っており、作品について望海さんは「去年は日本で初めて上演するっていうことで、こちらもいろいろと初めてで。やることに追われているところもありながらも、日がたつにつれて、お客様と一緒に楽しめるポイントを一緒に作っていけた感覚があったんですけど。こちら側がエネルギーを出し切るっていうよりも、お客様もエネルギーを出してくれて、一緒に熱く盛り上がれる作品なんだなっていう手応えを感じました」と熱く語りました。

続けて、今の心境については「今年はさらにそれを知った状態で、お互いスタートできるっていうのは、楽しみだなと思います」とコメントしました。

最後に、望海さんは「何よりも出ている人たちが、この作品を心から楽しんでやっているっていうのが一番すてきなところだなと思うので、そのエネルギーがお客様に伝わって、劇場内のエネルギーが大きく爆発できればいいなと思います。ミュージカルをあまり見ない方でも、楽しいなって思ってもらえる時間になるように、こちらも熱く日々過ごしていきたいと思います」と意気込みを語りました。

舞台『ムーラン・ルージュ！ザ･ミュージカル』は、6月20日から8月7日に東京・帝国劇場、9月14日から28日に大阪・梅田劇場メインホールで上演されます。