×

「限界突破」感じた望海風斗さんのコンサート【中島芽生アナのアプレジェンヌ取材後記】

2022年10月20日 23:23
「限界突破」感じた望海風斗さんのコンサート【中島芽生アナのアプレジェンヌ取材後記】
【中島芽生のアプレジェンヌ取材後記】熱烈な宝塚歌劇ファンで、タカラジェンヌの"その後"に迫る番組『アプレジェンヌ 〜日テレ大劇場へようこそ〜』(日テレNEWS24)のMCを務める中島芽生・日本テレビアナウンサーが、取材の裏舞台などをつづります。今回は、元雪組トップスターの望海風斗さんの20周年コンサート『Look at Me』の取材からです。

◇ ◇ ◇

「限界突破」

今回のコンサートを拝見してまず浮かんできた言葉です。望海さんは、また私たちの想像や期待を優に超える、最高のエンターテインメントを作り上げて下さいました。

歌い踊り、着替えながら演じ、また歌い…。様々なジャンルの曲を変幻自在に見事に演じ分け、時にブロードウェイに、昭和の日本に、宝塚大劇場に私たちを連れて行ってくれます。

とにかくハケない。休む暇がない。

それくらい、これでもかと詰め込まれたナンバーに、思考はほぼ停止。ただ没頭して望海さんが作り上げる世界の中に引きずり込まれました。それだけギュッと濃縮した時間でありながら、ひとつひとつの歌やダンスはどこまでも繊細で、演技でクスッと笑わせることも忘れない。

どうしてこれが1人の人間で成し得てしまうのか。「これが元宝塚男役トップスターなんだ」という矜持を感じました。

そして、何よりファンの方なら言わずもがなですが、望海さんの芯のある伸びやかな歌声はとにかく「魂に響く」。心の奥にある普段はしまっている感情が、歌声に共鳴して揺さぶられる感覚を覚えます。

そして見終わった後にいつも思うのです。

「とんでもないものを見てしまった」

これからも限界を突破し続けて私たちに幸せを届けて下さるのだと確信しました。そうだ、これが望海さんだった。今日もそんな事を思い出しながら、会場を後にしました。

…ちなみに、私今回初めていわゆる囲み取材と呼ばれる、各社が揃って取材をする場の「代表質問」をさせて頂きました。アナウンサー10年目にして初めての代表質問が望海風斗さんだなんて、光栄過ぎました。

そしてなんと、アプレジェンヌを知っていて下さっていて、嬉しさで舞い上がりそうな気持ちを抑えて質問をさせて頂きました。その様子はアプレジェンヌのYouTubeにアップしておりますのでぜひご覧下さい!