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元宝塚トップ・望海風斗、20周年コンサート開幕「七変化どころか、十変化ぐらい」多彩な衣装も

2022年10月20日 20:33
元宝塚トップ・望海風斗、20周年コンサート開幕「七変化どころか、十変化ぐらい」多彩な衣装も
宝塚歌劇団・雪組トップスター望海風斗さんの初舞台から20周年を記念するコンサート『Look at Me』が20日、東京国際フォーラムで始まりました。初日公演を前に報道陣にゲネプロの模様が公開され、望海さんは「宝塚かどうかの垣根なく望海風斗という一人の人間として織り交ぜたコンサートにできたら」と意気込みを語りました。

(以下は公演の内容を含みます。)

『Look at Me』は、東京公演を皮切りに愛知、大阪、福岡の4都市で開催。一部公演では宝塚歌劇団雪組で活動した彩凪翔さんや今夏上演された舞台『ガイズ&ドールズ』で望海さんと共演した浦井健治さんが出演します。

コンサートでは「歌っているか、着替えているか」と取材に語った望海さん。公開されたゲネプロでは、約90分ノンストップで「七変化どころか、十変化くらい」と多彩な衣装姿を披露しました。

『All That Jazz』や『Maybe This Time』といったブロードウェイの名曲、『ガイズ&ドールズ』『エリザベート』などゆかりのある作品の楽曲、『秋桜』『田園』などの時を越えて愛される日本の曲、宝塚時代に望海さんへ書き下ろされた楽曲などをパワフルに、繊細に歌い上げました。

終演後、望海さんは「まだ20年。これからもっともっと前に進んでいくぞ、いろんなことにまだまだ挑戦していくぞという、そういうコンサートに」と語りました。

望海さんは2003年に宝塚歌劇団に入団。月組で初舞台を踏み、花組に配属。2014年に雪組に組替えとなり、2017年に雪組トップスターに就任。2021年4月に退団後は男役にとどまらない歌唱力を披露し、ミュージカルなどへの出演を重ねています。

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