主演男優賞を獲得した横浜流星さん
俳優の横浜流星さん（27）が11日、『第48回報知映画賞』の表彰式に登壇し、受賞した喜びをコメントしました。
昨年、『流浪の月』で助演男優賞を獲得した横浜さん。今年、『ヴィレッジ』と『春に散る』の演技が評価され、主演男優賞に輝きました。
昨年、『流浪の月』で助演男優賞を獲得した横浜さん。今年、『ヴィレッジ』と『春に散る』の演技が評価され、主演男優賞に輝きました。
会場には、ボクシングの世界チャンピオンを目指すストーリーの『春に散る』で共演した佐藤浩市さん（63）がお祝いに駆けつけました。横浜さんについて、佐藤さんは「本人は否定するかもしれないけど、こんなに若い頃から、“自身”と“役”というのがどっかシンクロさせながらじゃないとできなかったりとか。今回のこの役に関しては、自分自身とシンクロさせながら戦っていたんじゃないかな。それが撮影が終わってから、プロテストを受けるという。それが彼の中で真の決着の仕方だったと思う」とたたえました。
主演男優賞の受賞ついて横浜さんは、「昨年、助演男優賞をいただきましたが、ちょうど『春に散る』の撮影で会場に伺えず、申し訳ありませんでした。一年越しにこの場に立つことができ感謝しています」と喜びをコメント。
今回、演技が評価された二作品について、「『ヴィレッジ』では、藤井組初主演作で、河村プロデューサーの熱い思いが込められている作品ですので、この受賞が河村さんに届き、喜んでくれることを願っています。そして、『春に散る』では、浩市さんと出会い、たくさんのことを学ばせていただきましたし、自分が格闘家を目指していたからこそ、リスペクトを持って、ボクシング指導の松浦さんをはじめとした方々とともに、リアルを追求しました」と振り返りました。
続けて、「精神的に追い込んだ『ヴィレッジ』、肉体的に追い込んだ『春に散る』。この二作品とも自分の中でとても思い入れの強いこんしんの作品になっているので、二作品を評価していただき、うれしく思います。これからもお芝居と向き合い、心に残る作品を皆さんに届けられるよう精進します。本日はありがとうございました」と感謝しました。
