舘ひろし&柴田恭兵、“あぶ刑事”コンビのアドリブ 「台本に書いてないことがいっぱい」
■舘ひろしは“チャーミング”に テレビシリーズから37年で変化したこと
1986年のテレビシリーズから37年がたった『あぶない刑事』。それぞれの印象について、舘さんは「とにかく僕はこの4人がそろうと最強だと思っているんで。何年その間にブランクがあっても、一瞬にしていつもの4人に戻れる。そんな感じがします」ときっぱり回答。柴田さんも「(37年たって)老けたなと、自分も含めてですけどね。でも老けても根っこにある部分は変わらなくて、もううれしいですね」と語りました。
一方、仲村さんは、舘さんに変化を感じたようで「37年前はやっぱり“カッコいいプラスちょっと怖い”もありましたけど、そのころになかったチャーミングがバージョンアップしている感じがしますね」と意外な一面を明かしました。
また浅野さんは、舘さんと柴田さんについて「2人とも“オレはモテるぞ”っていう顔しているところがすごい」と明かすと、舘さんは「全然そんな顔していないです」と即座に否定しました。しかし、浅野さんは「女の人がいたらもう誰に対しても」とさらに追撃し、舘さんも「そんなことないです。もうやめてください」とタジタジな様子を見せました。
■「とりあえず球を打ちましょう」“あぶないアドリブ”の裏側
“あぶ刑事”は、舘さん演じる鷹山敏樹と、柴田さん演じる大下勇次のアドリブも見どころのひとつ。そんな2人のアドリブを受けていた仲村さんは「僕は必ずどこに飛ぼうと拾って返すっていうのを心掛けています」と明かすと、舘さんは「恭さまのアドリブをすぐ返せるっていう、すごいですよトオルは。もう尊敬します」と絶賛。すると仲村さんは「37年前に毎日のように千本ノック状態で打たれて、捕って返すを訓練していただいたので。できるようになったようなところはあります」と、撮影当初から鍛えられていたことを明かしました。
一方、“仕掛け人”である柴田さんは「いっぱいアドリブを打てば小学生が笑ってくれたり、年配の方が笑ってくれたり、いろんな笑いがあると思ったので。とりあえず球を打ちましょうと、なるべく楽しくおかしくそういう方向で、いっぱいやりましたね」と振り返ると、舘さんも「ドラマができあがって見ると、台本に書いてないことがいっぱい出てくるので、それは僕が見ていても楽しかった」とアドリブの楽しさを語りました。