沢田研二 『ヤマトより愛をこめて』以来、44年ぶり映画主題歌 26年前の曲をシングルカット
沢田研二さんが44年ぶりに担当する映画主題歌『いつか君は』(ANIMA Publishing, inc.)
沢田研二さん(74)が、自身の主演映画『土を喰らう十二ヵ月』(11月11日全国公開)の主題歌を担当することが7日、発表されました。沢田さんが、映画の主題歌を担当するのは44年ぶりとなります。
映画は、沢田さん演じる長野の山荘で暮らす作家・ツトムが自然を慈しみ、おいしいご飯を作って誰かと食べられることに感謝する日々を送る姿が描かれます。ツトムの恋人・真知子を、松たか子(45)さんが演じ、料理研究家の土井善晴さんが、初めて映画の料理を手がけています。
■沢田研二が26年前の曲を提案「この歌なら合うのではないか」
本作の主題歌は、沢田さんが歌う『いつか君は』。1996年に発表されたアルバム『愛まで待てない』の収録曲で、映画の公開に合わせてCDが発売されることも決定しました。音源は、リマスターされ、カップリング曲『遠い夏』もあわせて収録されます。
沢田さんの歌が映画の主題歌となるのは、1978年公開の映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の『ヤマトより愛をこめて』以来で、自身が主演する映画では、初の主題歌となります。本作を見終わった後に、“沢田研二の声が聴きたい”と考えたプロデューサー陣が、その希望を伝えたところ「この歌なら、この映画に合うのではないか」と沢田さんから提案があり、決定したということです。
沢田さん自身が選んだ楽曲『いつか君は』は、別れの予感のなかで、その寝顔を見ながら愛する人を思う歌詞となっています。