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成田凌、映画『くれなずめ』完成披露舞台に

2021年5月18日 20:16
成田凌、映画『くれなずめ』完成披露舞台に

俳優の成田凌さんが15日、東京・新宿区で行われた映画『くれなずめ』(公開中)の完成披露舞台挨拶に、共演者の高良健吾さんや若葉竜也さんらと共に登場しました。


映画は、友人の結婚式で余興を披露しようと集まった高校時代の友人6人が披露宴から二次会までの間、自分たちの過去に思いを巡らす物語。“今”と“過去”の時間が交錯する中で、6人がこれまで目を背けていた現実に立ち向かう姿が描かれます。


■成田「見てくれたっていうことが本当にうれしい」

新型コロナウイルスの影響で、先月29日の公開が2週間ほど延期となっていた今作。映画を見終えた観客を前に主演の成田さんは「見てくれたっていうことが本当にうれしいです。いつ公開されて、どういう風に全国のみなさんに届いていくのかなっていうのはすごく不安でした。(多くの人たちに映画が)広まってくれたらなって思います」と今の思いを伝えました。


■ウルフルズ・トータス松本がサプライズで登場

また、舞台挨拶には映画の主題歌『ゾウはネズミ色』を書き下ろしたウルフルズのトータス松本さんがサプライズで登場。劇中にはウルフルズの楽曲『それが答えだ!』も使用されており、「この作品に僕らの昔書いた曲が関わっているのが、恥ずかしいような、うれしいような妙な気持ちになったし、新しい曲で参加できたのも最高の自分の思い出となりました。関われて本当に良かったです」と話しました。


■松居監督 涙ながらに明かした作品への思い

最後に松居監督は自身の実体験をモチーフに作られた今作について「この日を迎えられてうれしいなって思います。友達みたいな映画を作ろうと思って作ったんです。友達って楽しかったり、切なかったり、よくわからなかったりするんですけど、“あいつ何だったんだよ”って思うのが友達だと思うから、モデルになった友達もそうだし、この作品を友達にしてもらえたら、すごくうれしいなって思います」と、作品に込めた思いを涙ながらに明かしました。


写真:(左から)目次立樹さん、藤原季節さん、高良健吾さん、成田凌さん、トータス松本さん、若葉竜也さん、松居大悟監督 (C)2020「くれなずめ」製作委員会