『奥様は、取り扱い注意』上海映画祭出品へ
俳優の綾瀬はるかさんと西島秀俊さんの出演映画『劇場版 奥様は、取り扱い注意』が、「第24回 上海国際映画祭」(6月11日〜)の「NIPPON EXPRESS部門」へ出品されることが決定しました。
同作はドラマ版が2017年に放送され、大ヒット。元特殊工作員であることを隠し、次々とトラブルを解決していく専業主婦の伊佐山菜美(綾瀬さん)が主人公で、夫の伊佐山勇輝(西島さん)も公安のエリートであることを隠して菜美と結婚生活を共にしており、最強の夫婦として注目されました。
映画版は「愛か、任務(ミッション)か—。」という究極の決断を迫られる最強夫婦の物語で、台湾で4月23日から、香港で5月13日から上映されています。
よりすぐりの日本映画を上映する「NIPPON EXPRESS部門」は、同映画祭の中でも毎年高い人気を集めています。
『奥様は、取り扱い注意』は“映像の中で描かれる一般的な主婦生活と特殊工作員という特殊世界の対比の面白さ”などが評価され、出品が決定したということです。
佐藤東弥監督は「世界の、より多くの方達に『奥様は、取り扱い注意』を観てもらえるチャンスをいただけたこと、大変嬉しく感じています。しかもエネルギー溢れる美しい街、大好きな上海の映画祭であることを誇りに思います。中国の方達が『奥様〜』を『君よ憤怒の河を渡れ』(中国題名『追捕』)と同じように愛してくださることを願ってやみません」とコメントを寄せました。