岡田准一、綾野剛を絶賛「覚悟を強いてくる俳優さん」 13年ぶり2度目の共演
映画は、ひとつの事故を発端に極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンス。自身が起こしたひき逃げ事件を隠ぺいしたことから、陰謀に巻き込まれていく主人公の刑事・工藤を岡田さんが演じ、工藤を追う謎の監察官・矢崎を綾野さんが演じています。
今作が2度目の共演となる2人。綾野さんの印象を聞かれた岡田さんは、前回共演した思い出に触れながら「13年前に『SP』という作品でちょっと出ていただいて、その時は“これから売れる方です”っていうのでご紹介いただいて。それから時がたって、知り合いを通じて“共演したいです”ってお声がけいただいたりとか結構あって。やっと実現した作品になりますね」と共演を喜びました。
■綾野剛は「相手に覚悟を求める役者さん」
さらに、共演した感想を聞かれた岡田さんは「薄皮1枚、敏感になるために皮膚をはいで現場に立ってるような役者さんというか。敏感でいられること、神経注ぐっていう(意味)のが分かる。おもしろいもののために俳優として現場に立っているというのを、やられている俳優さん」とべた褒めしました。
続けて「覚悟を強いてくる俳優さんでもあると思うんですよね。(役じゃなくて)本当に車ぶつけてくるかもしれない(笑)。“綾野じゃなくて矢崎なんで、何か?”みたいな。何かあっても役柄として生きる覚悟があるので、相手に覚悟を求めるというか、役者っていう匂いのする役者さんだなって」と絶賛の嵐となりました。