駒井蓮、豊川悦司に褒められ「照れます」
映画『いとみち』(横浜聡子監督)の公開記念舞台あいさつがこのほど、都内で行われ、駒井蓮さん、豊川悦司さん、横田真悠さん、中島歩さん、古坂大魔王さんらが出席しました。
作家・越谷オサム氏による同名青春小説が原作です。津軽三味線が得意な青森・弘前市の高校生・相馬いと(駒井さん)が主人公。津軽弁なまりにコンプレックスを持ち、話すことが苦手で友人も少ない“いと”が、メイドカフェでアルバイトをはじめたことをきっかけに成長していく物語です。
猛練習の末、津軽三味線の演奏シーンに挑んだ駒井さんは「すごく難しくて、途中でやめてやろうと思ったときもありました。でもなんとか諦めずにできた」と話しました。
父親役の豊川さんから「演奏シーンは三味線の熱量がガンガン響いてきた。音楽の力、音色の強さ、それに改めて驚きました」と称賛されると、駒井さんは「照れます。豊川さんは本当のお父さんのように接してくれました」と初共演を喜びました。
メイドカフェに勤務する智美役を演じた横田さんは「撮影中に駒井さんのご両親がリンゴジュースを差し入れてくれて、それが本当に美味しかった。どこに売っているのかを聞いたら撮影地の近くのスーパーに置いてあったので、すぐに買って自宅に送りました」と報告。
メイドカフェのオーナー役を演じた古坂さんは青森出身で、「幼少期からお笑い芸人を目指していたので、地元でもほとんど標準語で過ごしていました。なので津軽弁での芝居の方法がわからなかった。でもいざやってみたら自然な感じでできたので今後はすべての仕事を津軽弁でやります!僕はウソをつきません!」と謎の宣言をして笑わせました。