ヒロミ「80%くらいが力出せる」 10年間の活動休止の真相と現在の仕事観を告白
タレントのヒロミさんが27日放送の日本テレビ系『おしゃれクリップ 春の1時間スペシャル!』に出演。10年間の芸能活動休止期間の真相と、その後、変化した仕事への向き合い方について自身の思いを語りました。
番組ではヒロミさんのこれまでの芸能人生について、過去の出演番組をまとめた年表などを使用し、トークを展開。ヒロミさんは芸人としてデビューすると、“トガリ芸”で一躍人気を博したあと、多くの番組でMCを務めるなど活躍しましたが、2004年頃から約10年、芸能界を離れ、会社などを経営していました。
番組では10年間の“空白期間”について、MCの井桁弘恵さんから「どうして(芸能活動を)お休みしようと思ったんですか?」と聞かれると「なんか時代に合わなくなったなって自分で思ったのね」としみじみと振り返るヒロミさん。
■ヒロミ 10年間の芸能活動休止した理由明かす
「40すぎたくらいに、頑張ってんだけど、時代に合ってねえなと思った。時代、時代にフィットさせることってすごく難しいことだから」と芸風と時代のズレを感じたことがテレビを離れた理由であると、当時の胸の内を明かしました。
また休止中については「(テレビを離れた)10年間は普通に視聴者だったから。もうテレビに出ることもないだろうし、出るつもりもなかったし。出られるわけもないと思ってた」と当時は芸能界に戻るつもりがなかったことも告白しました。
その後、再び多くのテレビ番組に出演することになったものの「そこからなんで俺ここに戻れて、今こんなことやってんのか…」と芸能界に復帰したことについて明確な理由があるわけではない様子のヒロミさん。
■ヒロミ「もうすごい楽ですよ」現在の仕事への向き合い方に変化
MCの山崎育三郎さんから「(昔と今とで)テレビの出方とか、感じたことは違いましたか?」と聞かれると「前までは、100%とか120%で(仕事を)やろうとしてたんですよ。で、この10年間でいろんな仕事をやってみて、いろんな人がいるけれど、仕事を120%でやってる人とそんなやってない人がいて。それだと釣り合いが取れないから、みんなが80%くらいでやれば上手くいくのになって、会社経営とかをしていて思ったの。70、80%くらいでやった方が力出せる」と、10年違う環境で仕事をしていくうちに、仕事への向き合い方が変化したといいます。
続けて「(復帰して)テレビ出る時に80%の力で出たら“なんか最近力抜けてていいですよね”と言われるようになって。だからもうすごい楽ですよ」と今の仕事観について明かしました。