ピーターパン役の吉柳咲良、公演に全集中
ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』(演出:森新太郎さん)が22日、東京・めぐろパーシモンホールで開幕しました。
今年は日本上陸40周年記念公演。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったため、2年ぶりの上演となります。
ピーターパン役の吉柳咲良(きりゅう・さくら)さん(17)が21日、取材に対応。中止になってからの1年間も前向きに過ごしたようで、吉柳さんは「いろいろドラマに出させていただいたり、いろんなレッスンをやったうえで、レベルを1年間で上げてこられたと思っているので」と話し、「見に来てくれるお客さんが“面白かった”って言ってくれればそれでいいし、“ピーターパンがいた”って思ってくれればそれでいい」と心境を明かしました。
吉柳さんは「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン PURE GIRL 2016」でグランプリに輝き、芸能界入り。2017年に13歳で10代目ピーターパン役を務め、今回の公演で4年目を迎えます。
久々にフライングをした時の気分を聞かれると、吉柳さんは「たぶん“こんな感じだったわ”って言いました。懐かしい感じもしたし」と返答。「年齢を重ねていくうちに怖くなっているかもしれないと(飛ぶ前は)思ったんですけど、まだまだ子供でした、純粋に楽しかったです。飛んでいる時が一番楽しいです」と笑顔で語りました。
東京五輪の注目選手や競技を聞かれると、吉柳さんは「全然考えていなかったです。ホントに(公演に)集中しすぎて、最近の世の中がどうなっているか全然分からないんですけど。私は(夢の国)ネバーランド以外の世界を知らないので」と答えて笑わせ、「オリンピックを超えたいですね、超えます」と熱いステージを展開することを約束しました。