日本テレビ系『２４時間テレビ４４』（２１、２２日放送）で、歌手の加山雄三さんが自分の分身を作り出すプロジェクト・“バーチャル若大将”に挑戦することが、発表されました。

加山さんは昨年８月に小脳出血を起こし、緊急搬送されました。一命を取り留めましたが、言葉がうまく話せなくなるなどの後遺症があり、芸能活動を一時中止。懸命なリハビリの末、今年４月に歌手活動を再開できるまでの劇的な復活を遂げた加山さんは病と闘う中で、画期的な取り組みを考えていました。それが最新のＡＩ技術で自分の声や歌声、そして自身の存在を後世に残すプロジェクト“バーチャル若大将”です。

加山さんは８４歳となった今もゲーム機で遊ぶなど、常に新しいモノが大好き。「バーチャル、ＡＩで、自分と同じ姿、歌にしゃべりを自由に操れる“分身”を作ってみたらどうだ？…って、提案したんだよ（笑）。曲もそうだけど、自分が作ったものが、自分より若い世代の人が継いでいってくれる…って最高だろ！？ホント面白いと思うんだよな！」とコメントしました。

“バーチャル若大将”は、『２４時間テレビ』で初お披露目される予定。今回は地元・湘南の後輩である湘南乃風が応援に駆けつけ、“バーチャル若大将”が湘南乃風の名曲『純恋歌』をコラボレーションで歌い上げるスペシャルステージが展開されます。そのほか、“本物”の加山さんがメインパーソナリティーのＫｉｎｇ　＆　Ｐｒｉｎｃｅ、湘南乃風と一緒に、“加山雄三の名曲　若大将メドレー”を歌唱。加山さんの生歌唱は、復帰後初ということです。