映画『先生、私の隣に座っていただけませんか？』(１０日公開)の公開直前トークイベントが１日、都内で行われ、俳優の柄本佑さん、堀江貴大監督が出席しました。

黒木華さんと柄本さんがダブル主演を務める本作は、夫の俊夫（柄本さん）と自分の担当編集者との浮気現場を目撃してしまった漫画家の佐和子（黒木さん）が、「不倫」をテーマに新作漫画を描き始めることで展開していく物語。

本作で脚本も手掛けた堀江監督は、企画を考え始める直前に自身が結婚したことが、このテーマで書こうと思った大きなきっかけになったと明かし、「もし自分が不倫をされた側だったら、僕は映画監督であり脚本も書いているので、不倫を題材に映画を撮って復讐をするのではないかと考え、そこから着想を得た」と制作に至った経緯を明かしました。

柄本さんは脚本を読んだ感想を「コメディあり、サスペンスあり、ミステリーあり、ラブストーリーもありと、観る人を選ばない、老若男女が楽しめる王道のエンターテインメントを作ろうとしているんだなと感じた」と報告。「不倫をテーマにしてここまで爽やかでウェルメイドな作品はなかなかないと思います。僕は非常に好きな作品です。もう皆さんは本日観ていただいたので、共犯ですから！（笑）ぜひ広めていただき、一緒に盛り上げていただけたらと思います」とアピールしました。