三宅裕司、落研後輩と70歳記念落語会開催
今年5月3日に古希を迎えたタレントの三宅裕司さんが、12月23日に東京・新橋演舞場で『三宅裕司70歳記念落語会』を開催することを発表しました。
きっかけは70歳を目前にした三宅さんが「今までやったことのない挑戦として落語会をやりたい」と思い、明治大学落語研究会の後輩である立川志の輔さんと渡辺正行さん(コント赤信号)に相談したこと。後輩二人は「わかりました、三宅さんの為にひと肌脱ぎましょう」と快諾し、東奔西走して開催が実現しました。
東京・神田神保町に生を受け、生粋の江戸っ子である三宅さんは中学から落語に親しんでいたそうで、明大在学中は落語研究会で「紫紺亭志い朝」の四代目を襲名。その後、2学年後輩の志の輔さんが五代目を継ぎ、さらにその2学年後輩の渡辺さんが六代目を継ぐなど、「紫紺亭志い朝」は大名跡となりました。
落語会の出演者は三宅さん、志の輔さん、渡辺さんの3人のみ。三宅さんは「こういうのって計画を立てている時は楽しいけど冷静に考えると凄い事をやろうとしているんだよなぁ。しかし、ただの通過点ではなく一生の想い出となる最高の70歳になったのは間違いない」と話しています。
「根が真面目な私ですから、心配しちゃいましたよ、“落語家は私だけなのに、落語会なんて言っちゃっていいのか”って」と明かす志の輔さんは「新橋演舞場は私の師匠・立川談志との最初で最後の親子会が実現した、とても思い出深い会場なんです。だから次は“どんな落語家との二人会をやろうかな。”と思っていたら……。けれども、まるで学生の時のように無邪気にはしゃぎながら“俺、落語やりたいんだよ”って言う三宅さんを目の前にしたら、とてもじゃありませんが、断れませんですよね〜」とコメント。渡辺さんは「えー始めに皆さんにご忠告しておきます、渡辺の落語に期待はしないように!笑 大丈夫!三宅さん、志の輔さんが楽しく素敵な落語を見せてくれます!」と語りました。