女優の前田敦子さん(30)が13日、自身初となるフォトエッセー『明け方の空』(宝島社)の発売記念イベントに登場。2歳になった長男とのほほえましいエピソードを明かしました。

『明け方の空』は、女優としての活動や事務所からの独立といった仕事面をはじめ、結婚・出産を経てシングルマザーとして奮闘する子育てなど、プライベートについてもつづられた一冊です。

前田さんは「もう写真集っていう年齢じゃないなと思って(笑)。(AKB48を)卒業してから本を出したこと1回もないなとまず思って、気づいたら30歳だったんですよ私も。10年間の楽しんでもらえる本を作りたいなって思いました」と初めてフォトエッセーを発表した理由を明かしました。

本のタイトルは、AKB48の生みの親・秋元康さんが考案。秋元さんとのエピソードも書かれているそうで「この本に『週に1回ぐらい秋元先生とLINEしています』って書いたら、『秋元先生が“いや、来てねーし”って言ってた』って(他の人から)聞いて(笑)」とエピソードを披露。

「秋元先生が仕事でどんどん新しい事されるんですよ。それの新しい情報をLINEでどんどん送って来てくれて、『えー!面白そうですね』とか『すごーい!』っていう会話は確かに週に1回ぐらいしてるけど、個人的な話では2~3か月に1回ぐらいかな」と笑いながら説明しました。

現在30歳の前田さん。「30歳になる前からワクワクしていたので、“ここから思う存分もっと楽しんでいいんだ”っていう感覚にもあります。辛いことが想像できないぐらい、もう既に楽しませてもらっているので、ちょっと肩の力が抜けた、それが30代なのかなとは思いました」と心境も明かしました。

また最近では、2歳の長男の成長に驚いているそうで「子供が最近『大好き!』って言ってくれるようになったんですよ。ある日突然、夜走ってきて、足下をギュッとされて『ママ大好き!』って言われて。もうかわいい」と思わず笑顔がこぼれました。