『カムイ伝』漫画家・白土三平さん死去
『忍者武芸帳-影丸伝-』や『カムイ伝』などを手がけた漫画家・白土三平さんが8日、誤えん性肺炎のため亡くなったことがわかりました。89歳でした。
白土さんは1932年2月15日、東京都生まれ。紙芝居制作から画業をはじめ、1957年『こがらし剣士』で漫画家デビュー。貸本漫画の世界で1959年から大作『忍者武芸帳-影丸伝-』を発表。1964年より雑誌『月刊漫画ガロ』にて『カムイ伝』の連載を開始しました。少年漫画の世界でも『サスケ』『カムイ外伝』『ワタリ』など、特に忍者もので数々のヒット作を生み出し、『カムイ伝』は約1000万部を売り上げる人気シリーズとなりました。
また、『カムイ伝 第二部』で作画を担当していた白土さんの弟の岡本鉄二さんも、間質性肺炎のため12日に亡くなったことも発表されました。88歳でした。
葬儀はお二人とも親族のみで執り行ったということです。
画像:8日に亡くなった漫画家の白土三平さん