エルフ、選挙行きたくなる‐1グランプリで優勝 「勝手な使命感、私がやった方がよくね?」
■1位はエルフ 「選挙について、学べて笑えるってすごくいいな」
エルフは、政治に関心のあるギャルと政治家とのやり取りを描いたコントを披露。
今回のイベントへの参加について、荒川さんは「私らになにもできへんて~って思ってたんですけど、タイトルを見て、勝手な使命感、“私じゃね? 私がやった方がよくね?”って思って、自分なりに考えたネタだったんで、笑っていただけたときは新ネタやったし、うれしかったで~す」とWピースを決めました。
“選挙に行きたくなるネタ”について荒川さんは「むずいんだけど、普通に」とネタ作りに苦労した様子。一方ではるさんは、「芸人側はムズいと思うんですけど、私がお客さん側だったらめっちゃわかりやすいなと思いました」と話しました。
その理由について、「議員さん役やっているときに“期日前でも行ったらいいやん”とか“行く姿勢が大事なんちゃうん”って言ってるときに、確かになって思う部分があった。それはお客さんも思ってるやろうなって。ほかのみなさんのネタとかでも、そうか白票でもいいんかとかちょっとしたことが、学べて笑えるってすごい勉強になる」と明かし、イベントに手応えを感じた様子。
選挙に対するイメージの変化を聞くと、荒川さんは「選挙権をもらえたすぐぐらいは、私は知らんから行けなかったんですよ。行き方もまったく分からんし、何をどうすればいいのか分からなかった。先輩から白票でもいいんだよとか、とにかく自分たちが行かないと始まらないんだっていうのを教えてもらってから行くようになって。みんなに教えてもらいながら勉強中です」と実体験を挙げながら話しました。
本イベントは、10代・20代の若い世代において選挙の投票率の低さ、政治への関⼼の低さが問題となっている今、投票の大切さを周知し、自発的な投票行動を促すことを目的に開催されたものです。