『プラネタリウム』や『地下』で開催 “新しいお花見”を取材 インバウンド向けの試みも
1つ目はプラネタリウム『桜ウェルカムドーム』(3月1日~4月14日)。満開の桜が映し出され自由に撮影ができる、期間限定のイベントです。担当者は企画の理由について「天候や開花状況に左右されず、また花粉も気にすることなくお花見気分をお楽しみいただけます」と回答。さらに、上映中の写真撮影ができない作品が多いというプラネタリウムで「お過ごしいただいた思い出を持ち帰っていただきたいという思いから、お写真撮影が可能なコンテンツが生まれました」と明かしました。
そして、2つ目は“地下のお花見”。鹿児島中央ターミナルビルの地下1階『バスチカ花見村』(3月20日~4月21日)には、天井に約10万輪の桜の花が装飾されています。3月20日から4月8日までは累計約1万4000人が来場しているといい「花見時期ではあるが天気が悪い日が続いたため、屋台村に(お花見に)来たというお客様がいらした」とコメントしました。
他にも、水族館や飲食店などがお花見を取り入れ、マクセル アクアパーク品川の『NAKED SAKURA AQUARIUM』(3月2日~4月19日)では生きものと桜のデジタルアートが融合されたイベントを実施しています。担当者は「アクアパークの“春の風物詩”として、水族館ならではの“海の世界のお花見”が楽しめる、オリジナリティーあふれるお花見を楽しんでいただきたい」とコメントしています。
また、ワインビュッフェレストラン『ESOLA』は、店内を満開の桜で埋め尽くし、料理を楽しみながらお花見ができる空間を提供しています(3月1日より開催中)。狙いについて、担当者に聞いてみると、花粉症の方を考慮した企画であると同時に、「インバウンド(訪日外国人旅行)等、お花見の予定を立てづらい方に、日本の文化であるお花見をストレスフリーでお楽しみいただければと思っています」と海外の人への思いも込めているということです。
皆さんも様々な“新しいお花見”を体験してみてはいかがでしょうか。