カルチャー明治後期の北海道が舞台 “最強の熊”に挑む男の姿を描く 河﨑秋子『ともぐい』【直木賞候補作】ポスト送るシェアブックマークURLをコピー2024年1月17日 6:10河﨑秋子さん (C)新潮社第170回芥川賞・直木賞が17日に発表されます。その発表を前に、新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)のなかから、最も優秀な作品に贈られる直木三十五賞の候補作の1つ、河﨑秋子さん(44)の『ともぐい』を紹介します。作品は、明治後期の北海道を舞台に、村田銃と一匹の犬だけを伴い“最強の熊”に挑む男の姿を描いた物語です。河﨑さんは、2022年に『絞め殺しの樹』が直木賞の候補作に選ばれていて、今回2度目のノミネートとなります。関連ニュース『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』の著者・万城目学 最新作で6回目のノミネート【直木賞候補作】NEWS・加藤シゲアキ 戦争や家族がテーマ『なれのはて』 2度目のノミネート【直木賞候補作】九代将軍・徳川家重と大岡忠光の絆を描く 村木嵐『まいまいつぶろ』【直木賞候補作】歴史に翻弄された天才少年の半生をたどる 宮内悠介『ラウリ・クースクを探して』【直木賞候補作】戦前戦後を生き抜いた女性たちの絆を描く 嶋津輝『襷がけの二人』【直木賞候補作】