カルチャー書店員が売りたい『本屋大賞』にノミネート 夕木春央のミステリー小説『方舟』2023年4月12日 6:35『方舟』 装画:影山徹 装丁:小口翔平+畑中茜(tobufune)全国の書店員が、今一番売りたい本を選ぶ『本屋大賞』が4月12日に発表されます。その大賞発表を前に、ノミネート作の1つ、夕木春央さんの『方舟』について紹介します。本作の舞台は、地震が発生し扉が岩でふさがれた地下建築。大学時代の友達と従兄と一緒に訪れた柊一が、偶然3人家族と出会い、突如起きた殺人の犯人を探しながら、脱出を試みる物語です。2022年9月に発売された本作は、週刊文春の『ミステリーベスト10』、『MRC大賞2022』を受賞し、ミステリーランキングにも次々ランクイン。第23回本格ミステリ大賞・小説部門の候補作に選出されています。夕木さんは、2019年に『絞首商會』でデビューしました。関連ニュース『本屋大賞』ノミネート作発表 SNSで話題沸騰のミステリー小説や直木賞候補作など10作品が選出 広瀬すず、主演映画で佐藤浩市と初共演 「操られている気分になった」北村匠海、友人の永瀬廉&杉咲花の出演を聞きオファーを快諾 「自分の正義を問える映画」映画『かがみの孤城』、「ロッテルダム国際映画祭」に邦画アニメ初出品 現地オランダで大歓声日本アカデミー賞 優秀賞が決定 妻夫木聡主演『ある男』が最多12部門13賞