由利本荘市出身の俳優生駒里奈さんが主演を務める朗読劇の第2弾が、来月仙北市で披露されます。それに先立ち出演者が記者会見とラジオの生放送で意気込みを語りました。

生駒里奈さん
「第2弾が開催されることすごく嬉しく思っています。」

俳優の生駒里奈さんが主演の「あきた朗読おとぎ芝居」。

4月12日
「手にしていた松明は大きな放物線を描いて湖へと沈んでいきました。」

今年4月、生駒さんのふるさと由利本荘市で初演を迎えました。田沢湖にまつわる「辰子姫伝説」をモチーフにした朗読劇です。

第2弾は、「辰子姫伝説」発祥の地、仙北市で上演します。

生駒里奈さん
「前回1回目辰子姫ってなったときに、そのときから、絶対田沢湖でやりたい。と。辰子姫にこのお話を聞いてもらって、どういうふうに思ってくれるんだろうと」

OKAMI企画 真坂雅代表
「仙北市そのものを味わっていただけるような企画に、みなさんと育てていけたらと思っております」

朗読劇のタイトルは「辰子姫 弐」です。前回同様、由利本荘市出身の俳優・真坂雅さんが企画しました。

作品の設定はそのままで、内容を少し変えています。

脚本家 寺戸隆之さん
「続編的な話で、世界観的にはつながっているお話。1本目のお話があったからこそ生まれる辰子姫伝説という形で」

元アイドルグループのメンバーで、生駒さんが乃木坂46に在籍していた時に共演したことがある秋田市出身の俳優小麦さんも主要キャストを務めています。

小麦さん
「また辰子と一緒に生まれてからどんどん成長していく過程を丁寧に紡いでいけたらなと思っております。」

記者会見のあと、ABSラジオにも生出演した生駒さん。

朗読劇を通じて、もっと秋田で演劇が身近なものになってほしいと考えています。

生駒里奈さん
「全地域回れたら。それこそ、高橋優さんのキャラバンフェスが音楽のフェスだったら、私たちは演劇で回れたらいいなっていう。すみません！高橋さん！」

朗読劇は来月9日からの3日間、仙北市の市民会館やカフェなどで披露されます。