「たくさん悩んで勉強して」秋田ゆかりのサプライズゲストが卒業式を控えた中学生を激励
東北電力が毎年中学生を対象に行っている作文コンクールで五城目町の中学校に通う生徒が最優秀賞を受賞しました。
これを記念して6日、中学校でイベントが開かれ、生徒たちは事前に知らされていなかった「あるゲスト」と交流しました。
生徒たちへのサプライズとして五城目第一中学校で行われたイベントは、東北電力が毎年募集している作文コンクールで、1年生の石塚隼仁さんが最優秀賞を受賞したことを記念したものです。
ゲストとして招かれたのは由利本荘市出身の俳優=生駒里奈さんです。
作文コンクールのテーマは「わたしのエネルギー」。イベントでは生駒さんが仕事を続ける上での原動力を語りました。
生駒里奈さん
「1回、皆が東京だったり上京してみたらわかる秋田の良さっていうのが本当にあって、だからこそ秋田を守りたいなって思うし、私はなんか秋田の皆さんが応援してくださるのもそうだけど、勝手に私が秋田を守りたいなみたいな、ここで生まれたから私の性格になったし、私が芸能人やれてる理由も秋田にあるって思っているので、勝手に私は秋田を守りたいなと」
離れているからこそわかる自然豊かなふるさとの魅力を伝えるとともに、秋田で暮らす生徒たちにエールを送りました。
生駒さん
「まだ(これから)高校生になるわけなので、大人になったって思う反面、大人の私たちからしたらまだまだ子どもなんですけども、子どもであるという立場を利用して、たくさんやりたいことに挑戦してほしいなって思うし、失敗して成功するために、たくさんたくさん悩んでいろんなことを勉強してほしいなって思います」
石塚隼仁さん
「僕の取った最優秀賞がみんなにも喜んでもらえてうれしかったです」
生徒は
「生駒ちゃんが掲げる信念を私も生かして、高校生活を頑張っていきたいなと思いました。」
アイドルグループ=乃木坂46を卒業した際には42人のメンバーに見送られた生駒さん。
イベントでは7日に卒業式を迎える3年生を含めた約130人の生徒に囲まれました。
チャレンジ精神を伝えた生駒さんもまた、生徒たちからエネルギーをもらい、新たな挑戦を続けます。