優れた演奏などで音楽活動の向上に貢献した個人や団体を表彰する木内音楽賞の受賞者が発表されました。

木内音楽賞は県内の音楽の発展に大きく貢献した故・木内博氏の功績をたたえ創設された県内唯一の民間による音楽賞です。45回目となる今年度は２人の個人と１つの団体が受賞しました。

高校教諭の奥山昇さん46歳は顧問としてこれまで秋田南高校を4度吹奏楽コンクールの全国大会に導くなど指導者としての功績が評価されました。秋田市で音楽教室を主宰する声楽家の大沢祥子さん46歳は演奏活動のほか中学校や高校での指導や病院での訪問コンサートといった活動も評価され受賞しました。

1994年に設立し北秋田市を拠点とする女声合唱団「る・それいゆ」は全日本おかあさんコーラス全国大会に4度出場。病院や福祉施設でのコンサート活動も評価されています。

木内音楽賞の授賞式は来月3日に秋田市で行われます。