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夏樹陽子「名前の由来も山本陽子さん」 亡くなった山本陽子さんの代役で舞台出演へ、決意語る

2024年3月7日 7:05
夏樹陽子「名前の由来も山本陽子さん」 亡くなった山本陽子さんの代役で舞台出演へ、決意語る
山本陽子さんの代役として決意を語った夏樹陽子さん
2月に81歳で亡くなった、俳優の山本陽子さんが出演予定だった舞台『そして誰もいなくなった』の会見が6日に都内で行われ、山本さんの代役を務める夏樹陽子さんが決意を語りました。

夏樹さんは「憧れだった山本陽子さんの代役ということで、ここ10日間ほど、あまり眠れていませんでした」と明かし、「(代役のオファーに)『やらせていただきます』とすぐ返事をしたんです。私が一生懸命やることで、それがご供養になればと感じたんですけど、お受けしてから、代役の重さがだんだん重くなって。インスタグラムとか色んな人の意見がくるじゃないですか。それを見ていると、“山本陽子さんって大女優だよね”と入ってくる」と、プレッシャーの大きさを口にしました。

夏樹さんの芸名『陽子』は、山本陽子さんにあやかったそうで、「名前の由来も山本陽子さんからいただいて、私の憧れの方でもありますので、精いっぱいやらせていただくので見ていてくださいねと言いたい。できれば近くに来てもらって、背中をぽんと押していただければありがたいなと思っています」と山本さんへ思いをはせました。

山本さんとは、夏樹さんがモデルとして活動していた19歳の時に、仕事で一緒になったのが出会いだったそうです。「『皆さん、きょうはよろしくね』とすごく明るく気さくに声をかけてくださって。いっぺんにファンになっちゃったんです」と当時を振り返り、「それから私が女優になって。(山本さんは)車好きで、私も車が大好きで。山本さんが真っ白なジャガーに乗ってガソリンスタンドに入っていくところを見たんです。めちゃくちゃ格好良くて憧れて。何十年かしてたまたま、“昔10代の時に声をかけてくださって、あの頃からファンで”って話をして。そこで話が盛り上がってすごくうれしかったのを覚えています」と山本さんとの交流を懐古しました。
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