横澤夏子、漫画家・矢沢あいに「育ててもらってきた」 学生時代の青春を振り返る
■漫画家・矢沢あい初の個展 300点におよぶ直筆原画やイラスト
矢沢あいさんは、1985年『あの夏』でデビュー。以降、『天使なんかじゃない』『ご近所物語』『Paradise Kiss』『NANA』など、数多くの人気漫画を手掛けてきましたが、2009年から現在まで『NANA』を休載しています。
そんな矢沢さんが今回、自身初となる展覧会『ALL TIME BEST 矢沢あい展』(8月8日まで)を総監修。300点におよぶ直筆原画やイラストとともに、初公開の関連資料から連載当時のふろくカットに至るまで厳選したアイテムが展示されます。
■横澤夏子 矢沢あい先生に「育ててもらってきた」
展覧会を見た横澤さんは「青春が詰まってました。見れば見るほど、あの日あの時の気持ちがよみがえってくるというか。これを読んだときこういう気持ちだったなとか、私これを読んでこうやって成長してきたんだなとか、育ててもらってきたんだなっていう、矢沢あい先生への感謝の気持ちがどんどんあふれ出てくるっていう…」と感激した様子を見せました。
さらに「このときこう思いましたとか、このセリフ友達と言い合いましたとか、これマネしましたとか…。気持ちは本当学生時代に(笑)」と思いをはせていました。
■横澤夏子「“わざとだよ?”は全然効き目がなかった…」
初めて読んだ矢沢さんの作品が『天使なんかじゃない』だという横澤さん。特に大好きだそうで、作品に憧れて小中高と生徒会に入っていたと明かしました。
小・中学生時代は生徒会長で、高校では副会長だったという横澤さん。本作の主人公・冴島翠が副会長であることから「もうもろ翠ちゃんじゃんって思いながら(笑) やってました! 本当に最高でした、その日々は。生徒会ってこういう青春あるんだろうな~! みたいな気持ちでやってましたよ」と、笑顔で当時を振り返りました。
最後には、友達とマネしていたという、『NANA』に出てくる幸子のセリフ「わざとだよ?」を披露。記者から実際このセリフを使ってみて成功したか聞かれると「私の“わざとだよ?”は全然効き目がなかったですけど…」と明かしました。