2児のママ・横澤夏子 育児に追われる生活で唯一の楽しみは“土曜日の箱根”
横澤さんは、2017年に一般男性と結婚。2020年2月に第1子、2021年10月に第2子を出産し、産後5か月で仕事に復帰しました。現在は、2歳と0歳の女の子のママとして、仕事に子育てに奮闘する毎日を送っています。
■子供2人を同時に寝かしつける方法は“人間シーソー”
この日は、スキンケアブランドの発表会にドレス姿で登場した横澤さん。
――出産後、ドレスを着る機会は？
まずロングスカートをはかなくなったので、いつも以上にフリフリしちゃう、みたいな感じですね。いつもジーパンに長袖とか着てたんで、うれしいです。
――去年10月に2人目のお子さんを出産されましたが、子育てに変化はありましたか？
ありました！ 手が足りないっていうのは分かっていたけど、2倍ぐらいの大変さになるんだろうなって思ってたら、100倍ぐらい大変だったんで（笑）。えぇ～！ みたいな（笑）。ほんと寝かしつけとか、下の子をおんぶしながら上の子を抱っこして座りながら、“人間シーソー”で寝かしてる、みたいな（笑）。私の方が疲れて寝ちゃうみたいな感じで、最近は寝かしてますね。
――仕事と育児は、どうやって両立されていますか？
なかなかその…両立もできてないんですけど（笑）。でもいま、お仕事は子供の保育園の時間で働かしていただいてるっていう感じですね。なので、保育園に預ける午前9時～午後5時までっていう時間で、いま働いてて。もし（仕事が）長くなっちゃったら、ベビーシッターさんがつかまえられたらベビーシッターさんにお願いするけど、つかまえられなかったら（仕事を）お断りするっていう感じになっちゃって…。
――朝もバタバタじゃないですか？
朝バタバタですよ、ほんとに大変です！ 朝バタバタなうえに、夜ご飯作って（家を）出るんですよ、私。だから、子供に食べさせて私もご飯食べて、下の子のミルクもあげて保育園の準備もして、それで夜ご飯作って、それで“いってきま～す！”みたいな感じですね。
――朝は何時ぐらいに起きているんですか？
今日は、午前4時半でしたけど（笑）。めちゃくちゃ早い（笑）。ほんと魚屋さんかなっていうぐらい、ほんと早いんですよ。基本的には、午前5時～6時とかですかね。夜は子供と一緒に、午後7時半にはベッドに行って、午後8時半には私も寝落ちしてる状態ですね（笑）。
――育児や家事の分担について決めていることは？
旦那は、月曜日から金曜日まで働いてるので、月曜日から金曜日の朝は私が子供たちの世話をするっていう感じで。土日は、私が寝てて夫が朝の世話を担当、みたいな。それだけでも全然違いますね。
■子育てに追われる生活で唯一の楽しみは“箱根”
――子育てが大変な中、どうやって乗り切られていますか？
土曜日の夜は夫も働いてないので、1時間お風呂に絶対入るっていうのを決めてて。その1時間を楽しみに、月～金はお風呂をにらみつけながら“絶対に湯船につかってやる、土曜日！”って思いながら毎日がんばってます（笑）。
――1個楽しみがあると、がんばれますよね？
全然違いますよね！ しかも、その1時間のためにバスソルトだったり、ロウソクだったりちょっと高級感あふれる感じの1時間にしようと思って。その1時間を“箱根”と呼んで“ちょっと箱根に行ってくるわ！”って言って、1時間（お風呂の）鍵を閉めて楽しんでます（笑）。
――子育てをする中で“幸せだな～”と思う瞬間は？
下の子がつかまり立ちするようになったんで、私に“抱っこして”みたいな感じで来るようになったんですよね。それを見て、上の子が“お母さんのヒザ！”って言って（乗って来る）。私の取り合いみたいになってる時、“もうやだ～、モテモテじゃ～ん”と思いながら（笑）。“もういいよ～、どっちも好きだから～”みたいな（笑）。すごい幸せな瞬間ですね。
■ベビーシッターの資格を持つ横澤さんが“大切にしていること”
子育ての苦労を明かした横澤さんですが、第1子を妊娠する前にベビーシッターの資格を取得し、実際にアルバイトでベビーシッターを経験しました。最近では、音楽を通じて表現力や感性などを養う教育法『リトミック』講師の資格を取得するなど、育児に関する知識が豊富な横澤さんに、子供と接するうえで大切にしていることを聞きました。
なかなか出来ないことなんですけど、“頭ごなしに叱らない”っていうことは気をつけてます。うちの子、水を飲んで“べ～”って出すのがすごい好きなんですよ。そういうイタズラが。“ペ～しないで！”って言うんじゃなくて、“お母さん（服が）ぬれたら嫌だし、着替えなきゃいけなくなるし、風邪ひくようにもなるし、洗濯もいっぱいしなきゃいけなくなるのが嫌だからペ～しないで！”って。理由をたくさん、ちゃんと言うようにしてますね。
――そう言うと、お子さんも違いますか？
ペ～しますけど（笑）。でも、ちゃんとそれがいつか腑（ふ）に落ちる時が来るんじゃないかなと思って、言い続けるようにしてます。
――同じように仕事と育児を両立されてる方に向けてメッセージをお願いします。
ほんとにみなさん、いつもお疲れ様です。この時間も、同じ時間、みなさんががんばってると思うと、私もがんばれるので一緒に自分を褒めたたえながら、がんばっていきましょう…と言いたいです（笑）。何か自分へのご褒美だったり、楽しみリストを作ることだけで（私は）すごいワクワクするので。どんどん自分への時間を、スキマ時間で見つけて、いたわっていただけたらなと思っております。私もいたわります（笑）。
